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国境越え

国境越え_c0161046_19202384.jpg 今回行ったムクダハーンとサワンナケートは、メコン川をはさんでそれぞれ対岸に位置する。

 ムクダハーンからボートでラオスへ向かう際のイミグレーション(夜に撮影)。

 翌朝ここから船に乗ろうとしたら、ダメダメと追い払われ、すごすごとバス・ステーションへ向かった。

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 韓国製らしきこのバスが、メコン第2橋を往復してタイとラオスを結んでいる。

 バス乗り場の地面に書かれているのは「サワン(タイ語、ラオ語で天国の意味・サワンナケートを差す)へ向かう道の線」。イラストが天国を連想させるような…。ちなみに青い線をたどると、バスの切符売り場に着く。

 天国への切符はひとり50B。乗客はタイとラオスを日ごろから行き来する行商人風が多い。

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 ムクダハーンの中心部から少し離れたメコン第2橋まで、田園風景のなかを走る。

 放し飼いの家畜があっちにもこっちにも。

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 橋の手前、タイ側のイミグレで出国手続きをしてから、再びバスに乗り込んで、メコン川を渡る。

 メコンの水量は、私の知る限りでは豊富な方。

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 川を渡り終わると、運転手の肩越しにラオスのイミグレが見えた。

 ここで入国手続きをして(袖の下らしき領収書なしの40Bを献上)、三たびバスに乗って、サワンナケートのバスステーションまで行く。

 昨年開通したメコン第2橋は、想像どおりなんてことない橋だった。帰りこそぜひ船で国境越えを! と翌日船付き場へ行くと、またもや追い返される。外国人はバスで行け、ってことらしいけど…。ブツブツブツ。

 でもバスでタイに戻ってよかったことがひとつ。

国境越え_c0161046_19244225.jpg ラオスのおばちゃんたちの巻きスカート(シン?)がとてもステキだったのだ。これは、イミグレで並んでいる時のもの。

 右の人は間違いなく絹製。真ん中の人は、素材はわからなかったけど、ステキなデザインだ。今回は見る余裕がなかったけれど、ラオスは織物が良いことでも有名で、シックなものがたくさんある。

 いつか船で国境を越えて、ラオスのテキスタイルを訪ねる旅をしてみたい。
by chicorycafe | 2007-11-23 00:57 | ◆旅 〜 タイとその周辺