数ヶ月前から、あっさりしたクリア・ヌードル・スープを夢見ている私は、香港でも迷わず麺の店へ。
小さな丼1杯400〜500円の庶民的な店は、隣の人と肩をくっつけながら麺をすする感じだが、だしのきいたスープはさすが。塩加減もちょうどよい。
麺そのものは何種類かあって、どれも日本のものとは微妙にちがうけど、食感や茹で具合ともに、グッド。
さて、中国本土に隣接する香港には、アブナイ食品も流入しやすいだろうな、と想像していたが、香港人は農薬にかなり敏感になっているらしい。
高級なレストランでは、契約農家から野菜を仕入れているらしいし、庶民的な店では、野菜を1時間水に放ってから使用するなど、いろいろな対策が講じられているそうだ。タイ人もがんばれー!
今回、自分用に買って帰った食品は、たくあんとつけもの、ドンクのバタール、エッグタルト、そしてピータンの5種類。なかでもピータンは、紅ショウガとともにいただく変わり種だが、これがおいしいこと、おいしいこと。今日も夕飯が楽しみだ。
旅行中に一番感激したのは、マカオのポルトガル料理だった。
この佇まいからしておいしそう。こういう何気ない小さな西洋料理の店がタイにはないので、ものすごく新鮮に感じる。
魚介類をメインにした素朴な料理は、夫と私の胃袋のツボをいたく刺激した。
素直な味つけに食欲をそそられて明らかに食べ過ぎたけれど、素材も良かったのか、食後の胃の不快感もまったくなし。
このレストランで食事するために、もう一度マカオに行きたくらい。