ルーイのいなかに、こんなホテルがあったとは!
インターネットで見つけた「プー・パー・ナム・リゾート」というホテルに泊まった。プーは山、パーは崖、ナムは水。
日本好きなオーナーが趣味でつくったの? と思わせる建物は、いたるところに石が敷き詰められた木造建築で、廊下では靴を脱ぐようになっている。プールの隣の温泉は男女別で、洗い場もあり、シャンプーも用意され、本当に日本の温泉のよう。
そして、プールの下のこのマッサージ・スペースが、最高だった。熱帯の大きな葉っぱがパラパラいう音と、伸びのある熱帯の鳥の声が耳をくすぐる。
マッサージを受けている2時間の間に、徐々に変化していく気温や湿度を感じつつ、体は軽くなっていく。
すごく上手なマッサージ師さんにあたったこともあり、連日通ってしまった。
食事は、朝は洋食とタイ料理のビュッフェ、夜は3コースのタイ料理のなかから選ぶ。この日のメニューは、どれもとてもおいしかった。
テラス席から崖を見下ろすと、プールがきれいにライト・アップされている。タイ人の若いカップル(ハネムーナー?)が何組か、仲良さそうに、もの静かに、食事をしていた。
部屋は可もなく不可もなく、だけど、ここの場所を考えたら上出来の二重丸だ。
高原地帯にあるため、乾季の夜は寒いくらい。タイ人はセーターを着込んでいたが、私たちも長袖を必要とした。
2人・2泊のパッケージで、朝食2回、昼食1回、夕食2回に、温泉とマッサージの券がひとり1回ずつついて合計1万バーツ。
スタッフもみんな親切で、居心地の良い滞在となった。
http://www.phuphanamresort.com/index.asp