東海道の宿場町・品川宿を歩く。
江戸情緒を感じるのはちょっとむずかしいけど、商店街は懐かしい昭和の雰囲気。
数軒ごとに現れる横丁が、下町チックで楽しい。
八百屋さんや魚屋さんのほか、お正月の飾りを売る露天も出ている。
畳屋さんのい草の香り、お米やさんのつきたてのおもちの香り、おせんべい屋さんの醤油の香り・・・なつかしい香りに幾度となく包まれた。
目黒川を渡る品川橋。冬の日差しって、こんなにまぶしかったっけ…。
新旧建物に船と運河。タイにもありそうな景色だけど、日本の運河は匂いませぬ。
旧東海道みやげは、つきたての粟餅と日本酒の「品川宿」。
お正月は広重の浮世絵を思い浮かべながら、品川の香りで・・・