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チェンセーンの町

c0161046_17254714.jpg 自転車をレンタルしてチェンセーンの町を走っていると、あちこちで遺跡と緑の木々に迎えられた。そのせいか、町全体の雰囲気がとても落ち着いている。

 それを十分味わうには、サイクリングが一番。徒歩じゃハードだし、車じゃあっという間に通り越してしまう。

c0161046_17264884.jpg 向かって左側の、てっきり遺跡かと思った礼拝堂はどうやら現役であるらしく、中では大勢の人がお参りをしていた。

 きんきらきんのお寺より、こういう石の建築物の方が私は好きだなあ。

 この少し先には、お堀を両側から囲むように城壁が続いている。城壁の内側はこれまた遺跡だらけ。緑も多く、吹き抜ける風が心地よい。

c0161046_17274499.jpg 城壁に沿ってずっと走り、ゆるく丘を登って行くと、お寺へ続く階段が現れる。

 タイ人は20分かかると言ったけど、気候のよい現在、ごくふつうの日本人ならば、10分もあれば登り切ることができる。階段一段一段の高さと幅がちょうどよいバランスで、楽に歩いて行ける。緑のトンネルも気持ちよい。

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 わくわくしながらお寺の展望台を目指したのに、この景色。チェンセーンの町が見渡せると聞いてたんだけどなぁ… (i_i)
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# by chicorycafe | 2006-11-26 00:02 | ◆旅 〜 タイとその周辺

チェンセーン湖

 湖に沈む夕陽が美しいと聞き、夕方、町の中心から約6キロのチェンセーン湖へトゥクトゥクで向かった。周囲の荒らされていない、きれいな湖だ。

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 特大サイズの太陽が、ぐいぐいと力強く落ちていく。時折、ハクチョウが優雅に舞ったり、渡り鳥? が群をなして太陽を横切ったりする。

 空が赤くなるまで待つと言ってくれた運転手から少し離れた位置で、刻々と変化していく空を眺めていた。

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 若い頃の石橋凌をソフトにしたような運転手は、必要なことだけ感じよく口にするという、プロ中のプロの態度で、非常に好ましかった。

 人気のない場所だっただけに、暗くなりかけてから置き去りにされたり、強盗に変身されたりしたら問題だったが、良い運転手を見つけられて良かった。
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# by chicorycafe | 2006-11-25 23:43 | ◆旅 〜 タイとその周辺

メコンを行く貨物船

 チェンセーンの中心部を背に、川沿いの道を歩いていくと、貨物船が停泊していた。

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 人海戦術で荷物を積み込んでいるところだ。道路に何台も留まった大型トラックの荷台から、ひとり4つのダンボールを受け取って、黙々と船まで運ぶ人たち。ダンボールには「Dry Longan」とある。

 干したロンガンの入ったダンボールって、ひとり4つも持てるもんなのかな、中身は別のものなのかな、などと思いつつ、しばし見入ってしまう。重さはともあれ、4つ重ねた箱を片方の肩に乗せ、ひょいひょいと階段を降り、船への細い渡し板の上を歩けるなんて、バランスの良い人たちだ。

 疲れが出てきたのか、だんだん運び屋さんのペースが落ちていく。それでも確実に、ダンボールはトラックから船へと山の位置を移す。日本なら、コンテナに詰めて、クレーンでトラックから船に積み替えて、はい、終わり、なんだろうけど、静かなメコン川をいくなら、コンテナに入れなくたって、こうしてダンボールを積み上げただけでダイジョブなんだ…。

c0161046_17172742.jpg この船の後方にも、貨物船が何隻も控えている。どれも中国の船だ。そうか〜、メコン川を遡ってラオスを過ぎれば、中国に入るんだー。

 やがて、さきほどのダンボール積み込み作業が終わり、全体の形を整えてから幌がかぶせられていく。そして、陸と船を結んでいた渡し板が、船に積み込まれた。

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 中国のどこかへ・・・いってらっしゃーい。
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# by chicorycafe | 2006-11-25 01:34 | ◆旅 〜 タイとその周辺

メコン川とタイ人

 メコン川が青い!! こんなに明るいメコンを見たのは初めてだ。この時期の北部は空が真っ青なせいか、空を映し込んだメコンも、青みをたたえている。

c0161046_17102555.jpg せっかく美しい川なのに、ここでも川を愛でながら川沿いを歩く道というのは、存在しない。

 ただ、川を眺める場所は、建設中だった。ノンカイにできあがったばかりものと同じスタイルの、メコン眺望ポイント。ここで何をするでもなく、のんびりするタイ人、というのはたやすく想像がつく。

c0161046_17115934.jpg しかし、だ。これはいったい… (>_<) 川を背にして、イスに腰掛けて、道行く人を眺めるというのか?

 実はこのイスの向き、あちこちで見かける。ノンカイやチェンコーンなど、イサーンにもあったし、バンコクの運河沿いもあった。コンクリートで固定されたものもあった。

 タイ人、何考えてるの?? なぜなの?? 誰か教えて!?

c0161046_1713304.jpg 数え切れないほどあるボート乗り場から、観光客が次々と川の中ほどに送り出されていく。オレンジ色の救命胴衣を身につけ、ボートに乗り込むのは、私の見る限り、西洋人よりタイ人が圧倒的に多い。

 私も宿泊地のチェンセーンまで船で帰ろうと思っていたのだが、あたりに響き渡るエンジン音の大きさと、多少なりとも水しぶきを浴びている様子を川岸から目撃し、速攻考えをあらためた。

 川べりの喫茶店でコーヒーを飲みながら、ぼんやりしいていたら、乗り合いトラックの最終を逃してしまった。店のとなりのボート乗り場の人が、あっという間にバイクタクシーを手配してくれて、無事チェンセーンに帰り着いた。
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# by chicorycafe | 2006-11-25 00:53 | ◆旅 〜 タイとその周辺

ールデン・トライアングル

c0161046_1654960.jpg ゴールデン・トライアングル。今ではザッツ・観光地であると了解しつつ、せっかく近くまで行くのなら、と足を踏み入れた。

 こんなゴールデン・トライアングルの看板が、気付いただけでも3か所くらいある。

 しかし、タイの端っこに立って、右側にラオス、左側にミャンマーを見ることができて、3つの国が川で仕切られているっていうのは、良い地点にはちがいなかった。そして、タイとミャンマーの間を流れる川のはかなげだったこと…。

 川に向かって背中側には、みやげもの店がずらーり。店員さんが店番をしながら編み物をしていた。南の方からやってきたタイ人が、寒くてセーターやら帽子を買ったりするのだろうか。

c0161046_16593064.jpg 写真左側の金色の仏像(手前は金色のモニュメント)は、いかにも新しそう。新品・金ぴかの仏像って、はたしてありがたみがあるのか、個人的には理解に苦しんでしまうけど、そんな心配はまったく不要。

 ふだんは、他人が好きと言おうが嫌いと言おうがあなた次第、という態度をとるタイ人が、こと仏像となると「きれいでしょ? ね、きれいでしょ?」と執拗になるのには、毎度苦笑してしまう。きれい、と言うまで納得しないのだから。

 さて、ゴールデン・トライアングル近辺は、観光バスで乗りつける欧米人であふれていた。チェンライからバスで日帰りするのが普通のようだが、良いホテルもある。私は泊まらまかったけれど、メコン川の見下ろす部屋などは、悪くないだろうなぁと思う。

 食事は「The Imperial Golden Triangle Resort」 というホテルの、ランチ・ビュッフェが、500円弱(飲み物別・コーヒー、デザート付き)で、いい線いっていた。洋食(サラダ含む)と、外国人に食べやすいタイ料理が食欲をそそる。客層は、英語を話さない西洋人がほとんどだった。

 あと、オピウム・ミュージアムも、行って良かったと思った。ゴールデン・トライアングルなので、やっぱり芥子には触れないとね。
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# by chicorycafe | 2006-11-25 00:11 | ◆旅 〜 タイとその周辺

メーサイの屋台

 タイは中国が溶け込んでいる国だ。バンコクにいても、日々、中国的なるものに接しているけれど、メーサイでは、それがいっそう濃厚に見受けられる。

 食料品店には、何種類ものお茶と、お茶請けのドライフルーツ(干し柿もあった!)や木の実のような干菓子が並ぶ。道ばたに広げられたフルーツには、柿やザクロなども。スナック菓子類は、バンコクのスーパーでは見ることのない、漢字の書かれたパッケージだ。

 屋台では、タイ料理のほかに、パートンコー(油じょう)と豆乳、餃子、中華麺、焼栗といったものも供されていた。おかずかけごはんの屋台から、八角の香りが漂っていたりする。スープのだしの香りも、タイ料理とはあきらかにちがう中国料理のそれだ。その一方で、マレー系屋台もいくつか出ている。

 夕方、屋台街を端から端まで歩いて、清潔でおいしそうなところを探した。

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 タイ・ラーメンの屋台だ。大当たり。私が食べているうちに、満席になった。
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# by chicorycafe | 2006-11-24 23:27 | ◆旅 〜 タイとその周辺

最北で差し出される、小さな手


c0161046_16425661.jpg イミグレに入らず行ける一番奥がここ。「THE NORTHERN MOST OF THAILAND」とある。

 夕方、ここのベンチに座り、行き交う人をながめていた。このゲートをバックに、西洋人やタイ人が、それぞれ記念撮影をしていく。タイ人には、見てるこちらが恥ずかしくなるほどのポーズをつけてる人が、ときどきいる。


c0161046_16432876.jpg そんな観光客たちに、小さな汚れた手を差し出す小さな女の子。背中には、背負うにはちょっと大きめの男の子が。

 男の子がぐずると、おんぶひも(おんぶ布?)をたぐり寄せて、あやしながら、次の人めがけて歩み寄っていく。

 タチレクにもメーサイにも、ミャンマー人らしき物乞いが大勢いた。
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# by chicorycafe | 2006-11-24 23:08 | ◆旅 〜 タイとその周辺

国境を見下ろす

c0161046_16394953.jpg 最北タイのパッサージュ?

 メーサイのメインストリートを折れると、屋根付きの商店街が延び、その左右には市場が広がっている。並んでいる商品には、ミャンマーのタチレクにもあったようなものも多い。

 また、この町の宝石商?の店先には、指輪やネックレスなどの加工された石とともに、裸の石がプラスティックのトレイに収まっている。直径1センチも2センチもある、ごろごろ並んだそれらの石が本物だったら、店の全商品の合計には、いったいどういう単位の金額がつくんだろう。

 ここを上がっていくと、石の階段が現れ、なおも上がると、ドイワオというお寺につきあたった。

c0161046_16402511.jpg お寺の展望台から見下ろす。写真の上3分の2がミャンマーで、下3分の1がタイ。ミャンマー側は、タチレクの小さな町の向こうは左右にずっと山が連なり、タイ側は、国境と垂直の方向に山が続くほかは、平原が広がる。

 ミャンマーの山の上からタイ側をながめる山岳民族たちは、そりゃあ、平らなところに降りてみたくなるだろうなぁ。
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# by chicorycafe | 2006-11-24 22:44 | ◆旅 〜 タイとその周辺

戒厳令下の国から軍事政権の国へ

c0161046_23101832.jpg メーサイからミャンマーのタチレクへの入国は、平和で容易だった。まわりにそぐわないほど立派なこのイミグレーション(タイ側)で、パスポートのコピーを提出し、パスポートに出国スタンプを押してもらう。入国しようとしているのは、半数以上がタイ人。そのほかは、西洋人の観光客だった。

c0161046_2311042.jpg ミャンマー側のイミグレまで歩いて移動する。キャラクターのついたカーテンをくぐり、パスポートを渡すと、こげ茶色の制服に身を包んだ、人懐こくて親切な係官がPC画面を見ながら、ゆっくりとこげ茶色の入国許可証を作成してくれる。入国手数料は5ドル、あるいは500バーツ。英語もタイ語も通じた。いたって平和な空気。

 許可証の写真は、よく税関で見かける丸い小型のカメラで撮影された。この許可証、後で没収されてしまうのが残念。パスポートはここに預けて(命の次に大切なパスポートを置いていくのは、結構いやな気分)、ミャンマーに入る。

 タイとミャンマーを隔てているサーイ川は、拍子抜けするほど小さな流れだ。橋の上は、観光客と地元の人、係員でごった返している。橋の上で商売する人も大勢いた。

c0161046_23123169.jpg 「UNION OF MYANMAR」と書かれた青いゲートをくぐると、いきなり空気が変わった。ホコリっぽくて、人々の服装が土色に近く、老若男女問わずロンジー(巻スカート)を身につけている。物売りがプラスティックのカゴにひもをつけて、肩からぶら下げ、観光客にアプローチしている。トゥクトゥクの運転手が、観光地の写真ファイルを示しながら、100バーツでどうだ、とタイ語で熱心に話しかけてくる。

 道の両側にずらっと並んだみやげもの屋に置かれた商品には、中国色が充満していた。タイで見かけるような商品はほとんどなし。昭和30年代初頭を思わせるような、品ぞろえだ。

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 店の看板は、ミャンマーの文字か漢字であることがほとんどだが、中には英語やタイ語の表示を添えている店も。店の値札はタイバーツ・タイ語で書かれていた。

 売り子はタイ語で品物をすすめてくるが、そのあたりで聞こえる地元の人同士の会話は、すべてミャンマー語らしく、全くわからない。


c0161046_23135555.jpg タイの国花・ゴールデンシャワーが強い日差しを浴びて咲き乱れていた。木の下には客待ちのサムローが並ぶが、漕ぎ手はあまりいない。サムローもトゥクトゥクも、タイ以上に、びっくりするほど車体が古びている。

 ミャンマーを訪れた人が口を揃えて言う、ミャンマーの人はシャイで素朴で親切、というのとはまた別の印象を受けることになった。ほとんどの人が数時間を過ごすために入国するこのタチレクはきっと、ヤンゴンその他の地域とは、全然ちがった雰囲気なのだろうと思う。
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# by chicorycafe | 2006-11-24 21:23 | ◆旅 〜 タイとその周辺

あぁ、現実のバンコク・・・

 チェンライ、メーサイと来て、最後の朝はチェンセーンで迎えた。朝6時頃、近くの民家のニワトリがいっせいに鳴き出したので、とてもじゃないけど、寝続けることなんてできなかった。

 朝食後、念願の、メコン川に沿ってのサイクリングをする。車道だけど、車は少ないし、道は昨日通ってよくわかっているし、坂という坂はないし、景色は良いし、気候も良いしで、大満足。チェンセーン市内も、あちこちに遺跡の残る落ち着いた町で、今回滞在したなかで、一番気に入った。タイ全土のなかでも、好きな場所のかなり上位に食い込みそうだ。

 なごり惜しいチェンセーンに別れを告げ、チェンライ空港へ向かう。南へ1時間と5分の空の旅を終え、ドンムアン空港ののタラップに踏み出した途端、湿った熱気がまとわりついてきた。むちゃくちゃ暑い!

 そういえば、昨日の天気予報で、バンコクの最高気温は35度って言ってたっけ。乾季だというのに、なんて暑さなんだろう。はぁー、すぐにでも避暑に行きたい。
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# by chicorycafe | 2006-11-24 01:28 | ◆旅 〜 タイとその周辺

刺激いっぱいのミャンマー

 チェンライからおんぼろバスに揺られること1時間半、タイ最北の町・メーサイに着いた。メーサイのさらに北はミャンマー。

 さっそくビザをとり、ミャンマーで約1時間を過ごした。

 タイとは人がちがう。売ってるものがちがう。建物がちがう。匂いがちがう。言葉と文字がちがう。

 なつかしい雰囲気を漂わせながらも、なんとも居心地の悪さをつきつけられ、タイ側に戻ってきて、ほっとした。
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# by chicorycafe | 2006-11-21 16:35 | ◆旅 〜 タイとその周辺

北へ北へ

 うわさに聞いていたとおり、チェンライはこれといって何もない街かもしれない。ただ、空や雲や空気の感じから、北に来たなーと感じさせられる。そしてここにいるタイ人は、バンコクにいる人よりも、明らかに色白だ。

 チェンマイよりずっと規模の小さなナイトバザールの、向かい側のカフェでこれを書いている。チェンマイから足を延ばす人がけっこういる地域だけに、洋食のお店がいろいろあるし、観光客慣れしている人が多いように思う。

 今日の目玉は、山岳民族博物館へ行ったこと。日本語の解説つきで山岳民族についての映像を見ることができ、タイの少数民族をいくらかイメージできるようになった。チェンマイの山岳民族博物館の方がずっと立派だけれど、以前訪れた時は暑すぎて、英語の説明文をゆっくり読むどころの騒ぎではなかったっけ。

 明日は、タイ最北端の町・メーサイへ。
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# by chicorycafe | 2006-11-20 22:27 | ◆旅 〜 タイとその周辺