ルネ・ラリック展を見に国立新美術館へ。
この展覧会のモチーフになっている、芥子のアクセサリー(ハットピン)。
これを帽子に? と思ってしまうほど大きかったおかげで、細部までよーく見えた。
花心部分の繊細な石細工ももちろんきれいだけど、
花びら部分の透明感のあるエナメル(省胎七宝と書いてあった)に見入ってしまう。
この製法がほかの作品にも多く使われているし、ガラス素材のジュエリーも多かったので
ジュエリー作家からガラス工芸家への転身を、なるほど、と受け止められた。
これまでラリックのガラスの作品に接する機会はあっても
まとまったジュエリーを見るのは初めてで、しかもかなりの数の作品が展示されている。
ジュエリー時代とガラス時代の両方を丁寧に見てまわったら、ヘトヘトになった。
でも見応えがあって、すごく楽しかった!
観賞の後は、徒歩3分の東京ミッドタウンの飲食店(の一部)に、チケットの半券を
持って行くと、
サービスが受けられるようだ。
ランチ後に美術館へ行ってしまい、しくじった私より。