明日もあさっても、来週も来月も、自分はバンコクにいるのではないかと勘違いしそうになるけれど、楽しい時間の終わりは週末にやってくる。
バンコクの街は、聞いていたとおり欧米人が激減したうえ、いまだ中国語も韓国語も耳にしていない。レストランは何度も貸切状態で利用し、チャオプラヤ河沿いのホテルは閑散としていた。
しかし道路の渋滞は相変わらずで、週末のデパートはタイ人であふれている。彼らは買い物はせず、エアコンのきいた空間で涼み、食事だけして帰っていくのだとか。
不景気で暗い雰囲気の立ち込める日本とは対照的に、バンコクの人々の明るく屈託のないこと。
ただ、月曜日でも黄色いシャツ着用の人は、ほとんど見かけなくなった。
どこか地に足のつかないクリスマスだけは、例年どおりかな。