タイのスワンナプーム空港が占拠されてから早くも7日、この週末は何か所かで小規模な爆発なども起こり、まだ先行きが読めないようです。
首相府の占拠以来、こんなにことが長引くとは思いませんでした。王室と政府と軍と警察とPADの微妙な関係ややり取りは、正確なところがわかりにくいので何ともいえませんが、12月5日の国王誕生日を汚すようなことにはなるまい、と個人的には思っています。
それにしても、民主市民連合(PAD)はもともと、都会に住む反タクシン派のインテリ層だったはずです。とうに現政府に十分な痛手を負わせ、自らの存在をアピールするのに成功したというのに、ここまで国の損失を大きくする理由がわかりません。このツケは本人たちの身にも必ず返ってくるというのに。
実は12月に訪タイを予定しております。まだ「おりました」とは言わずにおきます。巷ではすでにタイ旅行のキャンセルが相次いでいるようですが、飛行機とホテルの予約はそのままに、もう少し様子をみるつもりです。
5日のおめでたい日に、プミポン国王が安堵の演説をされますように!