Chicory Cafe

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ご愛読ありがとうございました

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 「Chicory cafe」はこのあたりで店じまいしようかと思います。

 これまでどうもありがとうございました。

 日々駄文を載せていて、タイの田舎の地名や、タイの書籍や映画の名前で検索して

 ここを訪ねてくださる方が多少なりともいらしたのは、ひとつの喜びでした。

 書籍と映画に関しては、今後出会ったものをごくたまに書き足すかもしれません。
 
 それらをお探し中の、タイ好きの方の目にとまれば幸いです。

 
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# by chicorycafe | 2013-12-31 00:00 | ◆つれづれ

『アジア熱』

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うーむ、参った!

アジア各地の湿気と空気がまとわりついてくるような文章です。

それでいて随所に、透明な輝きがあります。

いずれもさして長くない旅の間に、経験したり感じたりしたことが

しなやかに、細やかに、豊かに描かれていて、読み終えるのが惜しいくらいでした。


同時に、我が身の感受性の低下(急降下?)を、これでもかと見せつけられて愕然… 。

自分なりのレベルを維持していくために、浮かんできたのはこんなことです。


知らない土地に行ったり、初めての体験をしたり、ということを大切にする。

できることなら、たまには一人旅をする。

意識して、質の高い感性(文章など)に接する。

無味乾燥した表現に慣れないようにする(このブログも読まない方が良いな )。


  

本の内容も良かったし、今後の自分自身の指針にもなる貴重な1冊でした。

こういう本が読みたかったんだ! とページをめくる幸せをかみしめました。


ところで著者の中上紀さんは、中上健次氏のお嬢さんだそうです。

前に『彼女のプレンカ』というチェンライを舞台にした小説を読んだ時は

物語の内容と写真から、日本と東南アジアの血を引く作家と勝手に思ってましたが…。
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# by chicorycafe | 2012-08-10 17:19 | ◆本 〜 アジア

南国に暮らす日本人の本 2冊

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『日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」』


表紙の写真を見るだけで、うら寂しい気持ちになるので

夫が読むのを遠巻きに見ていたのが、昨年秋の終わり。

ふと手に取ったら最後まで読んでしまった。

やはりどこまで読んでも、希望の光は見えず・・・。

かと言って「ダメな人」で終わらせるのもどうかと思い・・・。

結局言葉が出てこないけれど、ぐいぐい引き込まれたのは事実です。


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『「生き場」を探す日本人』


「申し訳ないが、サクセスストーリーはほとんどない」という

前書きの最後の一行に、早くもありゃりゃ。

でもこちらは、夫や自分を映しながら読める部分もあって、おもしろかった。

タイでのロングステイについて、意外だったことがある。

ビザの関係で働けないため、日本の元気な「オトシヨリ」は物足りずに

早くに帰国してしまうことが多いらしい、という事実。


自分たちにフィットするタイ滞在の模索は、まだまだ続くのでした。
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# by chicorycafe | 2012-02-15 17:10 | ◆本 〜 アジア

『暁の寺のある町』

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1975年から3年間、タイに滞在した外交官家族の本を見つけて読む(書き手は夫人)。

当時のバンコクといえば、まだ伊勢丹もなければ地下鉄やモノレールもなく

メイドさんは巻きスカートを身につけていたという。

時代的にも現在とかなりちがうけれど、日本人がタイ人に抱く感覚などは

今と大差ないところがおもしろい。


また、著者はバンコク赴任の数年前までは、パリに駐在していたというから

ヨーロッパ寄りの観点から見たタイは、さぞかし異質感いっぱいだったことと思う。

帰国してから、何もかもスピーディーな日本に戻ってきたと思ったら

実はタイの方がことが早く運ぶことが多かった、というくだりには、いたく同意した。


著者ファミリーよりちょっと遅れてバンコク入りした、産經新聞の近藤紘一記者による

『バンコクの妻と娘』をもう一度読みたい気分になる。

サイゴンからベトナム人の妻と娘を伴っての、バンコク駐在生活を描いたこの本は

かれこれ30年近く私のなかで、タイ関連書籍ナンバー1の座をゆずらない。


ありゃ、どっちの本について書いてるのか、わからなくなっちゃった。
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# by chicorycafe | 2012-01-07 17:07 | ◆本 〜 タイ

『イサーンの旅』

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待ちあぐねていた本が、昨年暮れに出版された。

「何もない」といわれるイサーン(タイ東北部)に

どう200ページを割いたんだろう? と思っていたら

全体の半分以上を写真が占めていた。

イサーンの風景を一度にこんなにたくさん見たのは初めて。

著者が3年かけて取材して歩いたという

集中力が1冊に詰まっているように感じる。

ページをめくっていたら、自分のイサーン旅行の

いろいろな場面が思い出され、すぐにでも飛んで行きたくなってしまった


バンコクからイサーンに足を運んでいた頃、イサーンのガイドブックが欲しいと

常々思っていたので、この本が数年早く出ていたらなあ、と改めて思う。

定価2500円+税 ってことは、バンコクの紀伊国屋では4000円近いかな。


一読して、個人的には、クメール遺跡にはそこそこ行ったけど、

たくさん掲載されている現役のお寺の門をくぐったのは、ほんのわずかしか

なかったことに気づかされた。ちょっともったいなかった。

逆に、私があちこちで訪ねたり探したりした布についての言及はほとんどない。

また、鉄道の旅の記述も見あたらなかったような。

イサーンの食事の写真も、1ページにまとめられているだけ。


そんな内容の偏りに加え、必要な情報は網羅しながらもガイドブックにしては

緩慢で重量もあり、かといって紀行文ではなく、

どこか茫洋とした1冊、というのが正直なところかもしれない。

いつ始まっていつ終わったのかはっきりしない(そんなことは重要ではない)

タイの宴会のように「さりげない」造りこそが、タイらしいってことで


自称・イサーン好きの一員としてつい辛口になってしまったけど

画期的なイサーン本であることは事実ですとも、ええ。
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# by chicorycafe | 2010-02-11 16:51 | ◆本 〜 タイ

『カティの幸せ』

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映画『カティの幸せ』のDVD(写真左)は、今回楽しみにしていたことのひとつ。

原作の童話が何か国語かに翻訳されてヒットし

ちょうど1年前に映画化された作品で、作者はアピシット首相のお姉さまにあたる。

実は福岡でも上映されたのだけど、まだ引越して来る前のことだった。


タイ人のSさんが買っておいてくれたものを、帰国してからPCで自宅観賞する。

タイ語が聞き取れないので、原書の日本語訳(写真右)を読み直してからいざ再生。


まず映像がとてもきれいだった。

アユタヤの水辺の家や農村、海辺の家、バンコクのアパートやルンピニ公園まで

緑と水と宗教性の豊かな風景がまぶたに刻まれる。

主人公の女の子・カティは、悲しい事実に直面しながらも、まわりの人の愛情に

支えられ、大人と子どもの間を行きつ戻りつして、幸せの方に歩み寄っていく。

9歳の女の子の視点で進むためか、テイストはさわやかでハートウォーミング。


原作でも物語は淡々と進むが、映画の方はさらに場面場面の明暗に乏しいので

近年のはでな展開の日本のドラマに慣れている人には物足りないかもしれない。

普遍的なテーマが伝わってくる一方で、私もどこか淡白な印象をもった。


もしかしたらタイ人の方が、さり気ない場面や会話からさまざまなニュアンスを

感じ取って、ひとつの物語として完成させる能力に長けているのかも

と思ったり、タイとタイ人を理解しようとするのは、改めてむずかしい〜。

特に幸せや悲しみの捉え方、それらとのつき合い方など、私にはまだまだだ。


タイ的見どころはたくさんあって、その意味では退屈しない。

個人的に新鮮だったのは、良い暮らしをする人たちの、料理や食事の風景。

屋台でなくても、卵焼きを作る時に超大量の油を使うんだ〜!(@@) とか

家でもお行儀よく食べる人たちは、肘をついたりしないんだな、とか

9歳の子どもたちが3段重ねのお弁当〜??(スカスカに入ってたけど) とか・・・


主人公役のプローイちゃんは、セリフは少なめながらしっかりとカティを演じていた。

映画『チョコレート・ファイター』で主人公の子役を演じていた時とは

また違う感じで、何ともかわいらしかった。短い前髪もキュート!
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# by chicorycafe | 2010-02-08 18:10 | ◆映画 〜 タイ

バーン・ロムサイ・イチカワハウス

13か月ぶりのタイ。
寒い福岡からバンコクに降り立つと、汗が噴き出す。
「うわ〜、あっちっち!」と思うのは一瞬で、その後は縮こまった体が徐々にほぐれ
やっぱり暑い方がラクだわ〜、とほっとした。

その後のチェンマイではさらに気候がよくて、朝晩のからりとしたさわやかさが
体のすみずみに心地よさをもたらしてくれる。

さらに、お世話になったゲストハウス「バーン・ロムサイ」がとてもすてきだった。

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ほどよく手入れされた広大な庭
点在する4つのナチュラルなコテージと、趣味の良い備品類
テレビがなく、車道からも離れているので鳥と虫の声だけのBGM
敷地内を自由に歩き回る、人なつっこくて甘えんぼのネコたち
「自宅でくつろぐように…」というコンセプトどおりの、最低限のケア
街から遠く離れ、徒歩圏内に屋台さえないような場所・・・

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ここを訪ねて来てくれた友人とともにくつろぎ、日がなネコと遊んだ夫は
すっかりフヌケ顔になっている。

何もかもしてもらえるゴージャスなリゾートのホテルの対極にありながら
別の意味で、リゾートを極めたかのような満足感が残った。
好き嫌いがはっきり分かれそうな宿だけど、何もないのを好む私たちにはぴたりときた。

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# by chicorycafe | 2010-02-03 21:25 | ◆旅 〜 タイとその周辺

『明日の記憶』

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 ご存じのとおり、若年性アルツハイマーと戦う夫婦のストーリー。

 おそろしくて、全身が縮み上がる思いでした。

 実際にこの病気とつき合っている同世代の方がおられることを、胸にしかと刻みます。
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# by chicorycafe | 2009-10-09 01:17 | ◆映画 ~ アジア

マラリア蚊はいませんよ

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 台風一過の表参道は、落ち葉も片付けられ、いつもより少なめの人と車が行き交っていた。

 次に表参道に来るのは数年後かなあ…。でも東京の街に未練はないや。

 ステキなレストランめぐりよりも、地場野菜やアグリツーリズムの方に関心が向き、

 おしゃれなブティックよりも、染めや織りの現場にそそられる。

 私も歳をとったもんだ。


 原宿に近いカフェのオープンエア・スペースで、スモーカーおじさんと

 打ち合わせをしていたら、蚊にさされまくる。

 意識の片すみで、マラリアの心配をしていたのは私です。
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# by chicorycafe | 2009-10-08 20:27 | ◆つれづれ

よりどりみどり

 全国の賃貸物件の空室率 24%、とつい先日テレビから聞こえてきた覚えが…。

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 福岡の賃貸物件もかなり豊富だな〜、という印象です。

 不動産屋さんから送られてきた図面、約60枚。

 何度もにらめっこし、必死に15枚に絞りました。

 
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# by chicorycafe | 2009-10-07 23:23 | ◆つれづれ

夫の成人

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 ようやく夫の体内年齢が20歳になりました。

 約1年半前にこの体重計を購入した時は、18歳。

 昨年秋に誕生日を迎えたら、19歳に。

 そして先日、再び誕生日が来て、20歳。

 成人おめでとう。
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# by chicorycafe | 2009-10-06 21:36 | ◆つれづれ

タイの水色

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 「新しい水色は暗い〜。前の方が色がきれいでよかったー」

 以前、タイの色鉛筆をおみやげに渡した友人の女の子が、こう言ったそうです。

 色鉛筆セットのうち水色が小さくなってしまい、1本だけ日本製のものを買い足した、と友人からメールをもらいました。

 なんだかちょっとうれしい私です。




 
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# by chicorycafe | 2009-10-05 15:32 | ◆タイあれこれ